洗濯機が壊れたら修理と買い替えどっちがお得?修理屋が判断基準を解説

洗濯機が壊れたら修理と買い替えどっちがお得?修理屋が判断基準を解説

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副ママ

洗濯機が壊れた…
修理と買い替え、どっちがいいの?

こんにちは。家電修理が仕事の副パパです。

修理か買い替えかは、使用年数と修理代の2つでほぼ決まります。僕は洗濯機の修理で毎週お客さんの家に行き、この判断を一緒にしています。

この記事でわかること
  • 使用年数で見る、修理と買い替えの分かれ目
  • 縦型とドラム式で違う修理代の目安
  • 部品がなくなる年数と、そのあとでも直せることがある理由
  • 修理はどこに頼むのが確実か
  • 買い替えると決めたときの選び方

読み終えれば、見積もりを取る前に自分の洗濯機がどちら寄りかわかります。直らない機械に修理代を払ったり、まだ使える洗濯機を捨てたりせずに済みます。

目次

結論|修理か買い替えかは「使用年数」と「修理代」で決まる

修理か買い替えかは使用年数と修理代で決まる。修理屋が現場で提案している分かれ方

保証が残っているなら修理。7年を超えていたら買い替えを前提に考えます。 その間の人は、修理代の見積もりを見てから決めます。

僕が修理の現場でお客さんに提案しているのは、この3つの分かれ方です。

状況提案していること
修理代が少額、または保証が残っている修理
5年以上使っていて、モーターなど重い故障修理と買い替えの両方を比べる
7年以上使っている買い替え

「まだ動くのにもったいない」という気持ちはわかります。ただ金額を合計で見ると、年数が経った洗濯機ほど買い替えのほうが安く済むことが多いです。

理由はあとの章で順に書きます。まず自分の洗濯機の年数だけ思い出してください。

使用年数で見る判断の目安

使用年数で判断の重さが変わる。寿命の実感は7〜10年

洗濯機の寿命は、縦型もドラム式も7〜10年が僕の実感です。使い方で前後しますが、年数で判断の重さが変わります。

保証が残っている → 修理

保証が使えるなら、迷わず修理です。 本体の保証は1年ですが、量販店の延長保証やメーカーの部品保証が残っていることがあります。

パナソニックのドラム式なら、ヒートポンプユニットだけは本体より長い3年の保証があります。乾燥が弱くなった人は、まず保証書と購入日を確認してください。

量販店の無料長期保証に注意

加入から数年は完全無料でも、途中から部品代と出張費が有料に切り替わる契約があります。「無料で直ると思っていた」というトラブルを現場で見ます。契約書の期間を見直しておくと安心です。

5年以上で重い故障 → 見積もりを見てから決める

5年を過ぎてモーターや基板のような重い故障が出たら、修理と買い替えの両方を天秤にかけます。

僕もこのゾーンのお客さんには、修理代を伝えたうえで両方の選択肢を出しています。修理代が新品の半分近くになるなら、買い替えを考えたほうが結果的に安く済むことがあるからです。

7年以上 → 買い替えを前提に

7年を超えたら、買い替えを前提に考えます。

理由は2つです。ひとつは部品の保有期間が終わりに近づくこと。もうひとつは、1か所直しても次の故障が近いことです。

現場で一番もったいないと感じるのが、8年目に4万円の修理をして、翌年に別の場所が壊れて買い替えるパターンです。修理代がまるごと無駄になります。

ただし愛着がある洗濯機なら、話は別です。「そこまで気に入っているなら直して使う」という選択も、僕はありだと思っています。

修理代の目安|縦型とドラム式でここまで違う

修理代は縦型とドラム式でここまで違う。縦型は5万円以下がほとんど

縦型は修理代が高額になりにくく、ドラム式は高くなりやすい。 これが修理の現場で毎週見ている実感です。

縦型洗濯機の修理代

縦型で一番多い故障は「脱水ができない」で、修理代は2〜4万円ほどです。部品によって幅があります。

一番高くつくのはモーター交換で、4〜5万円ほどかかります。逆に言えば、縦型で5万円を超える修理はほとんどありません。

縦型の本体は、パナソニックの10kgでも実売8〜9万円台です。モーター交換だと新品の半分近くになるので、年数が経っているなら買い替えを考える理由はここにあります。

ドラム式洗濯機の修理代

ドラム式は部品が大きく、洗濯機を引き出して分解する作業が入るぶん高くなります。僕がパナソニックの修理で見ている目安はこちらです。

故障箇所修理代の目安
排水ポンプ交換1.5〜2.5万円
水漏れ修理1〜3万円
基板交換3〜5万円
ヒートポンプユニット交換4〜5万円
モーター交換4〜6万円
ドラム・水槽交換5〜8万円

※パナソニック製の目安です。設置状況や機種で変わります。

乾燥が弱くなったときは、交換の前に乾燥フィルターの奥の詰まりを疑ってください。詰まりが原因なら掃除で戻ります。症状の見分け方と交換費用の内訳は、パナソニック洗濯機のヒートポンプユニット交換費用にまとめています。

部品の保有期間|過ぎても直せることがある

部品の保有期間は縦型7年・ドラム式6年。過ぎても在庫があれば直せる

メーカーが修理用の部品を持っている期間は、縦型が7年、ドラム式が6年です。 どちらもパナソニックの場合で、その機種の製造が終わった時点から数えます。

発売から1年ほどで生産が終わる機種もあります。そのため、買って10年経つ前に部品の供給が切れることは珍しくありません。

ただし期間を過ぎた瞬間に直せなくなるわけではありません。 在庫が残っていれば修理できますし、後のモデルに同じ部品が使われていれば作られ続けています。

「古いから部品がないだろう」と決めつけずに、品番を伝えて在庫を聞いてみてください。品番は洗濯機の側面や操作パネルに書いてあります。

修理はメーカーと業者、どっちに頼む?

洗濯機の修理はまずメーカーに頼む。無理なら購入店や業者へ

まずはメーカーの修理窓口に頼むのが無難です。 修理屋の僕から見て、理由は3つあります。

  • 保証が使えるかどうかを、メーカーが持っている記録で確認できる
  • 純正の部品で直す
  • メーカー修理なら、同じ修理に対して3ヶ月の保証が付く

ただし状況によっては、メーカーが対応できないこともあります。そのときは購入店か、地域の修理業者に相談してください。量販店で買った洗濯機なら、購入店に連絡すると延長保証の確認まで一度に済みます。

修理を頼むときは、品番と購入した年、症状の3つを伝えてください。エラー番号が出ているなら、その番号も控えておくと診断が早くなります。

修理して後悔しないための3つの確認

修理して後悔しないための3つの確認

① 見積もりを見てから決める

修理代がわかる前に、修理も買い替えも決めないでください。

「高そうだから」と捨てたら排水の詰まりで安く直せた。逆に「直せるだろう」と頼んだら重い故障で高額だった。どちらも現場で見るパターンです。

見積もりを聞いてから断ることもできます。その場合も出張費は最低5,000円ほどかかるので、頼むときに確認しておくと安心です。

② 保証の中身を確認する

保証の期間だけでなく、何が無料なのかまで見てください。

先に書いたとおり、量販店の無料長期保証には途中から有料に変わるものがあります。使い方が原因の故障も対象外です。

たとえば乾燥経路に歯ブラシを落として取り出す作業は、分解が必要で1万円以上かかり、どの保証でも対象になりません。

③ 同じ場所の2回目は買い替え

同じ場所が2回目に壊れたら、買い替えの合図です。 複数の場所が同時に不調なときも同じです。

年数が経った洗濯機は、部品が同じように劣化しています。1か所直しても次が来ると考えて判断してください。

買い替えると決めたら

洗濯機を買い替えると決めたら。性能は大差なし、壊れたあとで選ぶ

縦型で迷うならパナソニック、ドラム式なら乾燥の詰まりを防ぐ新型が候補です。

修理屋として言うと、性能はどのメーカーも大差ありません。差が出るのは壊れたあとで、修理のしやすさとアフター体制で選ぶのが後悔しない選び方です。

縦型の機種の選び方は縦型洗濯機の壊れにくいメーカーにまとめています。ドラム式の本命はパナソニック新型ドラム式NA-LX127F/129Fだけをすすめる理由で解説しています。

延長保証は種類で決める

縦型は入らなくても大きな損になりにくく、ドラム式は入っておくと安心です。

縦型は修理代が5万円を超えることがほとんどありません。ドラム式はヒートポンプやドラムの交換で高額になりやすいので、不安があるなら入っておく価値があります。

ただし保証は「壊れた部品を交換すること」が前提です。詰まりを取る作業や内部の清掃は、保証があっても自己負担になります。

よくある質問

洗濯機の修理と買い替えのよくある質問

縦型の脱水ができない。修理と買い替えどっち?

使用年数で決めてください。 縦型で一番多い故障が脱水の不良で、修理代は2〜4万円ほどです。7年未満なら修理を検討する価値があり、7年を超えているなら買い替えを前提に見積もりを取ってください。

ドラム式の乾燥が効かない。修理すべき?

まず乾燥フィルターの奥を見てください。 ホコリが溜まっているなら詰まりが原因で、掃除で戻ることがあります。掃除しても戻らない、異音や水漏れがあるなら部品側の不良で、ヒートポンプユニットの交換は4〜5万円ほどです。

修理に出している間の洗濯はどうする?

部品の取り寄せが必要だと、修理まで日数がかかることがあります。 日数はそのときの部品の状況で変わるので、急ぐなら頼むときに「最短でいつ来られるか」を聞いてください。

まとめ|保証があれば修理、7年超なら買い替えを前提に

保証が残っているなら修理。7年を超えているなら買い替えを前提に考えます。

その間の人は、修理代の見積もりを聞いてから決めてください。縦型は高額になりにくく、ドラム式は4万円を超える修理が珍しくありません。

ひとつだけ注意点があります。同じ場所が2回目に壊れたら、直しても次が来ます。

まずは品番と購入した年を控えて、メーカーの修理窓口に症状を伝えてください。

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この記事を書いた人

家電修理3年目/3児のパパ/5人家族
【仕事】家電修理屋
【愛用】Panasonic NA-LX127D
    パナソニック製品が好きです。
【発信】家電のリアル・本音レビュー
・後悔しない家電選びをお手伝い
・家電量販店に行く前に、まず副パパのブログをどうぞ。

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