【賃貸にも置ける食洗機】パナソニックのおすすめ3選と選び方

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こんにちは。家電修理が仕事の副パパです。

賃貸に食洗機を置きたい。

そう思って調べ始めると、給水方法や設置スペースの問題が出てきます。

僕も以前、せっかく食洗機を購入したのに給水の問題で設置できませんでした。

それでも今は、賃貸で食洗機を使って5年目です。

手で洗えば20分、今は食器を入れてボタンを押すだけ。家族5人分の食器を楽に洗えるようになり、食事のあとの憂うつな時間も無くなりました。

この記事では、食洗機のおすすめ3機種と設置時の注意点についてまとめました。

同じ賃貸住まいの方の参考になればうれしいです。

この記事でわかること
  • 賃貸で選ぶならこの3機種
  • 食洗機の選び方
  • 分岐水栓が取り付けできなかった話
  • 蛇口の交換は自分でもできる
  • 修理で一番よく見る危険な設置
目次

パナソニックのおすすめ食洗機

賃貸で選ぶ食洗機の3タイプ。タンク式は4人家族まで、薄型の分岐水栓式は4人家族まで、大容量の分岐水栓式は5人家族以上

賃貸でパナソニックをすすめる理由は、3つあります。

  • 故障しても自宅まで修理に来てくれる
  • 引っ越しても、全国どこでも修理を頼める
  • ネットで買った機種でも、修理できる

賃貸は引っ越しがつきものです。買った店が遠くなっても、同じように直せる。長く使うほど、この差は効いてきます。

選ぶ基準は、家族の人数と置き場所です。くわしくは食洗機の選び方で解説します。

タンク式 NP-TSP2 4人家族まで

NP-TSP2はこんな人におすすめ
  • 家族が4人まで
  • 退去のときに何も元へ戻したくない
  • 工事は絶対にしたくない

容量:24点(4人分)/工事不要

水を入れれば、その日から使えます。分岐水栓も水道工事も要りません。退去のときも、そのまま持ち出すだけ。

ただし、毎回タンクに水を入れる手間はあります。僕も修理で預かった機械を使った経験がありますが、入れる水の量は思ったより多めでした。

2026年9月18日に発売予定の新しいモデルです。ひとつ前のNP-TSP1との違いは、次のとおり。

NP-TSP1NP-TSP2
食器点数24点(4人分)24点(4人分)
サイズ550×341×600mm550×341×600mm
使う水の量約9L約9L
80℃すすぎなしあり
スピーディコースなしあり(約26分)
かごの固定フックなしあり
製品質量19kg18kg
発売2021年11月2026年9月18日(予定)

サイズも容量も使う水の量も、まったく同じ。増えたのは機能3つと、1kg軽くなったことだけです。

個人的には水温が高ければ汚れは落ちやすいので、80℃すすぎは欲しい機能です。

TSP2はまだ発売前なので、すぐ欲しい人はTSP1という選び方もあります。

水栓分岐式 NP-TSK2 スリムボディ

NP-TSK2はこんな人におすすめ
  • 家族が4人までだけど、毎回水を入れるのは避けたい
  • キッチンの奥行きが足りない

24点(4人分)/奥行290mm

容量はTSP2と同じ24点。違いは2つあります。

ひとつは、毎回の給水が要らない。分岐水栓から自動で水が入ります。

もうひとつが奥行き290mmという薄さ。他の機種より5cm以上も薄く、高さも10cm低いので、置き場所の選択肢が広がります。

「工事してまで同じ容量なのか」と思うかもしれません。ただ食洗機は毎日使うもの。毎日の給水がなくなる差は、思っているより大きいのです。

水栓分岐式 NP-TH5 5人家族向け

NP-TH5はこんな人におすすめ
  • 家族が5人以上
  • 分岐水栓が付けられる

40点(5人分)/分岐水栓が必要

5人以上の家族なら、実質この選択肢になります。タンク式に40点がない以上、迷いようがありません。

僕もこのタイプを使っています。

僕が自宅で使っているのは、ひとつ前のNP-TH4です。5人家族で容量は足りています。ただし鍋やフライパン、水筒など大きいものがあると、全部は入らないときがあります。

上位機種は必要か

同じ40点で、NP-TZ500もあります。

NP-TZ500は上位モデル。液体洗剤の自動投入、ナノイーX、静電タッチのパネルが付いています。

僕がすすめるのはTH系です。理由は、自分が使っているからです。

そのうえで、上位機種を考えている人に、修理する側から2つだけ伝えておきます。

静電タッチのパネルは、故障したときに修理代が高くつきます。便利さと引き換えに、直すときの負担が大きくなります。

洗剤の自動投入も、自分で入れればそこまで面倒ではありません。今は固形の洗剤もあるので、ポンと入れるだけ。

ちなみに液体の洗剤よりも固形の洗剤の方が、庫内をキレイに保てている食洗機が多い印象です。

おすすめの食洗機洗剤はこちら。

食洗機の選び方

賃貸で食洗機を選ぶ前に確認したい4つのこと。置き場所、電源、家族の人数、蛇口に分岐水栓が付くか

見るのは、家族の人数と置き場所の2つです。

5人以上の家族に、タンク式という選択肢はありません。24点(4人分)が上限だからです。

置き場所は、奥行きが足りなくても薄いタイプという逃げ道があります。

順番に見ていきましょう。

家族構成(何人で使うか)

記事のはじめに書いたとおり、4人までなら24点、5人以上なら40点が目安です。

我が家は5人家族で、40点のNP-TH4を使っています。普段の食器なら足ります。

迷ったら、大きいほうを選んでおくほうが後悔しません。足りない分を手で洗うことになると、食洗機を買った意味が薄れてしまいます。

設置する場所(狭いキッチンに置けるのか)

賃貸で一番の壁は、置き場所です。

パナソニックの食洗機は、標準的なもので幅550mm、奥行340mmほどあります。

奥行きが足りないなら、NP-TSK2の290mmという逃げ道があります。5cm以上の差は、実際に置いてみると大きいものです。

キッチンに置けないなら、キッチンの外でもかまいません。

僕の家がまさにそうです。今の家はキッチンに食洗機を置くスペースがありません。キッチンの前にある出窓に置いています。

排水はぎりぎりシンクに流せて、コンセントもすぐ近くにありました。

修理でうかがう家でも、置き方はさまざま。キッチンの余ったスペースにぎりぎり置いている人もいれば、大容量タイプをラックや棚の上に置いている人もいます。

ラックや棚に置くなら、耐荷重を必ず見てください

食洗機は本体だけで16〜20kgあります。5人用の40点タイプなら19〜20kg。ここに食器と水が入るので、実際にはもっと重くなります。

ラックや棚の耐荷重が足りていないと、使っているうちに天板がたわみます。水が入った状態で落ちれば、床も食器も無事では済みません。

製品に書いてある耐荷重の数字を必ず確認してください。

給水・排水のホースはどこまで延ばせるか

蛇口やシンクから離れた場所に置く場合、ホースを延ばすことになります。

給水については、水圧しだいです。ある程度の水圧があれば、長く延ばしても水は届きます。

排水も、きちんと流れていれば長さはそこまで問題になりません。

洗濯機用の給水ホースも使用できます。

修理で訪問したお宅でも、実際に給排水のホースを延長して使っているお宅も目にします。

電源は直接コンセントから

修理をしている僕から一番伝えたいところです。

食洗機の電源は、壁のコンセントから直接取ってください。

直接取らないと、火災の原因になります

途中に何かを噛ませるのは、発熱の原因になるのでやめてください。

  • 延長コードをかませている
  • 棚に付いているコンセントに挿している
  • 電源タップを経由している

修理でうかがって焦げ付きを見つけるとき、ほとんどがこの3つのどれかです。

間に何かを挟むと抵抗が増え、そこで熱を持ちます。それが続いた結果が、焦げ付きになります。

食洗機は、ヒーターで水を温めて洗浄・乾燥するため、運転中は比較的大きな電力を使います。

そのため、コンセントや電源コードにも大きな電流が流れます。

アース線について

修理でうかがう家でも、アースを取っていない家は多いです。食洗機だけではありません。洗濯機も同じです。

これは「取らなくていい」という意味ではありません。アース端子があるなら、つないでおくほうが安全です。

賃貸だとアース端子のないコンセントも多く、現実には取れない。それが実態です。

ちなみに我が家の食洗機も、アース線は届かないのでつないでいません。

自分の蛇口に分岐水栓が付くか

分岐水栓は、蛇口ごとに合うものが決まっています。どれでも付くわけではありません。

僕は前に住んでいた賃貸で、分岐水栓を取り付けられませんでした。

販売店で購入し食洗機と一緒に業者が取り付けに来てくれました。

ところが蛇口が固着していて、どうやっても分解できずプロが来ても取り付け不可という結論になりました。

でも諦めたくなかったので、自分で分岐栓付きの蛇口に交換しました。

自分で交換するのは意外と簡単で、費用は2万円ちょっとでした。

中古品も売っていますが、水漏れする恐れがあるのでおすすめしません。

自分は最初に中古品を買って失敗しました。

このとき確認するのは、蛇口がハマっているキッチン側の寸法です。ここが合わなければ、どんなにいい蛇口を買っても付きません。買う前に取り付け部分の寸法を測ってください。

退去のときは元に戻せます

一番心配なのは、退去のときだと思います。

僕は引っ越すとき、外していた元の蛇口を付け直して退去しました。引っ越し先でも、また同じことをしています。

退去で困らないための鉄則
  • 元の蛇口は絶対に捨てない
    これさえ取っておけば、原状回復で困ることはありません

大家さんへの確認について

僕は2軒とも、大家さんに確認せずに蛇口を交換しました。元に戻せる作業だと分かっていたからです。

でも、本来は事前に確認したほうが安全です。契約の内容は物件によって違います。後から揉めるくらいなら、聞いておくほうが気は楽です。

自分でやるか、業者に頼むか

蛇口の交換は、やろうと思えばできます。僕もそうしました。

大事なのは、取り付けたあとの水漏れ確認です。ここは確実に行ってください。

ここで失敗すると、水漏れが下の階まで及ぶことがあります。少しでも不安があるなら、業者に頼んでください。数千円の工賃をケチって、高額の弁償になるほうが痛いです。

タンク式と分岐式のちがい

タンク式と分岐水栓式の違い。タンク式は毎回自分で給水し24点まで、分岐水栓式は給水が自動で40点まで

ここまで読んで、まだ迷っている人へ。2つの違いを表にまとめました。

タンク式分岐水栓式
工事不要分岐水栓の取り付けが必要
容量の上限24点(4人分)40点(5人分)
給水毎回自分で入れる自動
置き場所蛇口から離せる蛇口の近くが基本
かかる費用本体だけ本体+分岐水栓
退去のときそのまま持ち出すだけ元に戻す作業が要る

どちらも排水はシンクに流します。そこは共通です。

タンク式のメリット・デメリット

工事が要らない。メリットはこれに尽きます。

買ってきて水を入れれば、その日から使えます。分岐水栓が付かない蛇口でも問題なし。

退去のときは、コンセントを抜いて持っていくだけ。

蛇口から離れた場所にも置けるので、置き場所の自由度も高いといえます。

一方で、デメリットが2つ。

ひとつは容量。24点(4人分)で頭打ちで5人以上の家族には、そもそも選択肢になりません。

もうひとつが毎回タンクに水を入れる手間です。やってみると思った以上に手間です。

タンク式で後悔する理由

僕は修理で預かった機械を使った経験があります。そこで感じたのが、入れる水の量の多さでした。

コップ1杯で足りる話ではありません。それを毎日繰り返します。

「工事が要らないから」という理由だけで選ぶと、ここでつまずきます。

後悔するパターンは、だいたい2つ。

ひとつめは、容量が足りなかったケース。

5人家族なのにタンク式を買ってしまい、入りきらない分を手で洗う。それなら最初から40点を選ぶべきでした。

ふたつめは、給水が面倒になったケース。

最初は気にならなくても、毎日となると話が変わります。使わなくなってしまえば、買った意味がありません。

買う前に、この2つだけは想像しておいてください。

分岐式のメリット・デメリット

給水の手間がない。これが一番のメリットです。

蛇口から自動で水が入るので、食器を入れてボタンを押すだけ。

そして40点(5人分)が選べるのは分岐水栓式だけという強みもあります。

デメリットは、取り付けのハードルです。

分岐水栓を付ける作業が要ります。蛇口によっては付きません。僕のように、業者が来ても取り付けられない場合もあります。

本体とは別に費用もかかり、退去のときは元に戻す作業も必要です。

それでも僕は分岐水栓式を使い続けています。毎日の給水がないというのは、それだけ大きいからです。

実機レビュー パナソニック NP-TH4

5年使っているパナソニックの食器洗い乾燥機NP-TH4を正面から見たところ

我が家で使っているのは、NP-TH4です。買ったのは5年ほど前。

正直に書くと、選んだのは僕ではありません。妻です。

当時の僕は食洗機にあまり興味がなく、任せきり。容量で選んだと聞いています。

今は逆です。僕のほうが食洗機のありがたみを感じています。手洗いが面倒なので、洗うときはいつも食洗機に突っ込んでいます。

分岐水栓はどうした

前の章で書いたとおり、1軒目では分岐水栓が付きませんでした。蛇口ごと交換して解決しています。

今の賃貸でも付いていた蛇口を外して、分岐水栓付きの蛇口に交換しました。

面倒に聞こえるかもしれませがただ一度やってしまえば、あとは毎日ボタンを押すだけ。やる価値はありました。

設置場所

今の家のキッチンには、食洗機を置くスペースがありません。

置いているのは、キッチンの前にある出窓です。

排水はぎりぎりシンクに届きます。コンセントもすぐ近くにありました。

5人家族での使用感

5人家族で40点。普段の食器なら足ります。

入りきらないのは、鍋やフライパン、水筒のような大きいものがあるとき。

そういう日は、大きいものだけ手で洗います。5年使って、容量で困ったのはその程度です。

夜にまわしても大丈夫か

賃貸だと、音を気にする人は多いと思います。

我が家は夜8時ごろにまわしています。

ただ、うちは戸建ての賃貸です。上や横に響く心配がありません。参考にならない人もいるでしょう。

そのうえで書くと、アパートでも迷惑になるほどの音ではないというのが僕の感覚です。

修理でいろいろな家にうかがいますが、食洗機の音を気にしている人に会ったことはありません。

我が家は出窓に置いていて、寝ている部屋とは離れています。音が気になったことは一度もありません。

予洗いは食べ残しを取るだけでいい

僕がやっているのは、食べ残しを取るだけです。

乾いたご飯粒のようなこびりつきがあるときは、そこだけ軽く落とします。それ以外は、そのまま入れます。

「予洗いはいらない」と言い切るのは言い過ぎでしょう。ただ、そこまでひどくない汚れなら予洗いは必要ありません。

ひどいこびりつきだけ落としておけば、あとは食洗機が十分きれいにしてくれます。

NP-TH4を使って分かった、いいところと不満なところ

いいところ

一番は、手洗いから解放されたことです。洗い物のたびに感じていたストレスがなくなりました。

汚れ落ちにも不満はありません。予洗いをほとんどしなくても、きれいになります。

とくにしつこい油汚れは、手で洗うよりきれいに落ちます。高い温度で洗えるのは、手洗いにはない強みです。

水の使用量も少なくなりました。どれくらい節約できているかは分かりません。ただ給水している音を聞いていると、手洗いより圧倒的に少ないのが分かります。

5年使って、修理に出したことは一度もありません。一度エラーが出ましたが、乾燥させたら直りました。

不満なところ

大きいものが入らない。ここは正直、あきらめています。

もうひとつが運転にかかる時間です。手で洗えば20分のところ、食洗機は1時間半ほどかかります。

ただ、その間は放っておけます。待っている時間と、自分が動く時間はまったく別ものです。

もうひとつ、修理する側として気づいた注意点があります。

故障だと思う前に確認してほしいこと
  • 洗剤を入れる場所がずれていると、エラーが出て動きません
  • 僕が出したエラーも、これでした
  • 洗剤が所定の位置に入っているか確認してください

ここさえ守れば、まず問題は起きません。

妻は今どう思っているか

妻は特に何も言いません。ただ、もし使えなくなったら、また買うと思います。

ただ、使い方は僕とまったく違います。

妻は洗い物が少ないときは手で洗います。まとめて食洗機に入れることは、あまりしません。

僕はその手間が面倒なので、少なくてもすぐ突っ込みます。

同じ家の中でも使い方は分かれる。これが実際のところです。

まとめ|賃貸の食洗機はパナソニックの3機種から選ぶ

賃貸の食洗機の選び方フローチャート。家族が4人までならタンク式か薄型の分岐水栓式、5人以上なら大容量の分岐水栓式

賃貸で食洗機を選ぶなら、この3機種です。

基準は家族の人数。

  • 4人までNP-TSP2(タンク式・工事不要)
  • 4人までで、給水が面倒/キッチンが狭いNP-TSK2
  • 5人以上NP-TH5(分岐水栓式)

分岐水栓が付かない蛇口でも、蛇口ごと交換すれば使えます。退去のときは元に戻せます。

5年使った僕の実感は、もう手洗いには戻れないです。

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この記事を書いた人

家電修理3年目/3児のパパ/5人家族
【仕事】家電修理屋
【愛用】Panasonic NA-LX127D
    パナソニック製品が好きです。
【発信】家電のリアル・本音レビュー
・後悔しない家電選びをお手伝い
・家電量販店に行く前に、まず副パパのブログをどうぞ。

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