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副パパこんにちは。家電修理が仕事の副パパです。
いつものように食洗機を開けると、食器が乾いていない。操作パネルを見ると、ランプが点滅している。



長く使っているし、そろそろ寿命かしら
修理した方がいいのか、買い替えるべきか迷いますよね。
ただ、長く使っているから、故障したからといって、寿命とは限りません。
僕が修理でうかがう食洗機も、部品交換で直ることはよくあります。
この記事では、現場での経験をもとに、修理と買い替えを判断するときのポイントをお伝えします。
今の食洗機を直して使うか、新しくするか。まずは、判断に必要なことを一緒に確認していきましょう。
- 修理で多い使用年数(卓上タイプとビルトイン)
- 修理で多い故障と、その原因
- 直る故障と、そうでない故障の見分け方
- 「点検」ランプが点滅したときの意味
食洗機の寿命とは?


「寿命」の意味は、人によって違います。
- 故障したとき
- 直せなくなったとき
- 修理代が見合わなくなったとき
僕たち修理する側から見れば、寿命は3つめです。
故障内容や費用、修理して使う価値があるかをトータルで判断しています。
使用状況で寿命は変わる
「うちは8年だから、もう寿命かもしれない」
毎日回している家と、週に数回しか使わない家では、同じ8年でも劣化の進み具合は違います。
だから僕は、年数だけで「寿命です」とは判断しません。
故障内容や修理代、これまでの使い方を踏まえて、修理して使い続ける価値があるかを考えています。
ビルトインの方が長持ちする印象
僕が修理でうかがった機械では、ビルトインの方が使用年数は長めです。表の数字は、壊れるまでの平均年数ではありません。
| 修理で多い使用年数 | |
| 卓上タイプ(据え置き) | 4〜6年 |
| ビルトイン | 5〜10年 |
僕の個人的な印象ですが、ビルトインの方が
- 部品がしっかりしている
- 構造がシンプル
なので長持ちするのではないかと思います。
壊れる前に出るサイン


多くの場合、食洗機はエラー表示を出して止まります。
前兆が出ることもありますが、数としては少ないです。
それでも、修理の前によく聞く症状はあります。
ビルトインは4つのサインが多い
うかがう前に、お客様からよく聞く症状は以下の4つです。
- 途中で止まる(エラーが出ているケースが多い)
- 動き出すのに時間がかかる
- 乾きが悪い
- 異音がする
まだ動いていると、「もう少し使えるかな」と思うかもしれません。
完全に止まってからでは、修理が終わるまで食洗機を使えなくなります。
こうした症状が出た段階で相談してもらえると、使えているうちに修理の手配を進められます。
卓上タイプはサインが少ない
一方、卓上タイプで聞くのは以下の2つです。
- 異音
- 汚れ落ちが悪くなる
僕の経験では、卓上タイプはこうした前触れに気づかないまま、突然使えなくなって相談されるケースも多いです。
「最近、なんだかきれいにならないな」
そう感じた時点で、もう不具合が始まっている可能性があります。
その症状は寿命ではなく、直る不具合かもしれない


修理で見る故障は、実はかなり決まっています。その多くは直せます。
修理で多いのは水漏れとセンサーの不具合
僕が現場で見てきた症状を多い順に並べます。
| ビルトイン | 卓上タイプ | |
| 1位 | 水漏れ | センサーの作動不良 |
| 2位 | センサーの作動不良 | 水漏れ |
| 3位 | 操作不良 | 汚れが残る |
上位2つは、卓上タイプもビルトインも同じ顔ぶれです。
水漏れもセンサー不良も、部品交換で直ることが多い故障です。
故障したからといって、食洗機そのものが寿命を迎えたとは限りません。
「点検」ランプの点滅は故障ではない
パナソニックのビルトイン食洗機には、点検の時期を知らせる機能が付いている機種があります。
「点検時期お知らせ表示機能」は、使用開始から一定期間が経過すると、機器本体やリモコンに「点検」や「C」の表示が点灯または点滅して、点検時期をお知らせするものです。
※詳しくはパナソニック公式・点検時期お知らせ表示機能についてで説明しています。
つまり、こういうことです。
- 「特定保守製品」のラベルがある対象機種は、使用開始から約10年で点滅する
- 表示そのものは故障のお知らせではない。点検の時期を知らせている
- メーカーは経年劣化を考慮して有償点検を勧めている
- 表示の解除はメーカーの有償点検で対応
現場では、「点検ランプがついたけど、故障ですか?」と相談されることがあります。
そのときは、まず故障が起きていないかを確認します。
点検時期のお知らせであれば、その意味と、メーカーの点検には費用がかかることを説明します。
実際に、説明を聞いたうえで、そのまま使い続けている方もいます。お客様には、そうした事例も紹介しています。
「このまま使うのは気になる」と不安が強い方には、点検を勧めています。
症状から考えられること
いま出ている症状を、この表に当ててみてください。
症状だけで故障箇所を断定するのは難しいですが、考えられる原因の一例をまとめました。
| 症状 | 考えられること |
| 途中で止まる | エラーが出て止まっている |
| 動き出すのに時間がかかる | 水圧が弱い/給水の不良 |
| 水漏れする | ホースの接続不良/パッキン周りの汚れ/本体の変形など |
| 洗い上がりが悪い | ノズルの詰まり/ポンプの水圧不足 |
| 「点検」「C」が点滅する | 点検時期のお知らせ |
| 異音がする | ポンプの不良 |
| 電源が入らない | 電源が来ていない/コントローラーの不良 |
「もうダメだ」と思っていた症状が、部品ひとつで直ることは珍しくありません。
「最近、調子が悪いな」と思ったら、パナソニックの公式サイトでチェックしてみてください。
確認するポイントや、修理料金の目安を調べられます。
水漏れしている場合は、そのまま使い続けずに相談してください。卓上タイプは、パナソニック公式の水漏れ時の確認項目も参考になります。
修理と買い替え、どちらを選ぶか


修理するか、買い替えるか。僕が判断するときに見るのは、次の3つです。
- 部品があるか
- 使用年数
- 修理費用
この3つを踏まえて、直して使うか、新しく買うかを考えます。
部品の保有期間は6年
修理に必要な部品には、メーカーが定める最低保有期間があります。
パナソニックの場合、食器洗い乾燥機の補修用性能部品の最低保有期間は6年です。
そしてこの6年は、その製品の製造が打ち切られた時点から数えます。(出典:パナソニック公式・補修用性能部品の保有期間)
買った年から6年ではありません。
保有期間を過ぎても、部品が残っていることはある
「保有期間が過ぎた=もう直せない」ではありません。
僕の感覚では、部品がなくて修理できなかったケースはそれほど多くありません。
断ったことがあるのは、十数年たった機種だけです。
理由は、ビルトイン食洗機のモデルチェンジが少ないからだと思います。
パナソニックの45cmタイプで、発売の間隔を並べてみます。
| 品番 | 発売日 |
| NP-45MS7S | 2015年12月 |
| NP-45MS8S | 2017年12月 |
| NP-45MS9S | 2021年4月 |
(出典:パナソニック公式・NP-45MS7S製品情報、8シリーズ発売発表、9シリーズ発売発表)
この3機種では、次のモデルが出るまでに2年〜3年4か月の間隔があります。
毎年モデルが変わるわけではなく、複数の機種で同じ部品を使っていることもあります。
ただし、使える部品は型番ごとに確認が必要です。
まずは問い合わせてみてください。保有期間を過ぎていても、必要な部品の在庫があれば修理できる場合があります。



型番を控えてから聞くと、話が早く進みます。
修理と買い替えにいくらかかるか
僕が修理でうかがう食洗機は、卓上タイプもビルトインも修理代が2万〜4万円ほどになることが多いです。
出張料・技術料・部品代を合わせて、このくらい。もちろん、故障内容によっては、それ以上かかることもあります。
「それなら、新しく買ったほうがいいかな」
そう考えたときに確認したいのが、買い替えにかかる合計金額です。
本体の値段に加えて、取り付けや古い食洗機の処分に費用がかかる場合もあるので、そこまで含めて比べてみてください。
僕も、修理にいくらかかるか、買い替えたら全部でいくらかかるかを見て、直して使うかを考えています。
詳しい費用については、別記事で紹介する予定です。
卓上タイプへの買い替えを考えている方は、パナソニックのおすすめ食洗機3選と選び方も参考にしてください。
長く使うためにやること


長く使うために、まずやってほしいのが庫内を清潔に保つことです。
残さいフィルターは毎回
食べかすが残ったままだと、詰まりの原因になります。
詰まったところから水があふれて、水漏れにつながることもあります。
洗い上がりにも影響します。使うたびに取っておくと、詰まりを防ぎやすくなります。
庫内を清潔に保つ
フィルターだけでなく、庫内そのものにも汚れは溜まります。
パナソニックは、ビルトイン食洗機のお手入れとして月に1度を案内しています。
- ノズルを取り外して水洗いする
- ドア・庫内・排気口を、よく絞った布で拭く
- 食器を入れずに、取扱説明書に沿った洗剤の量・コースで庫内を洗浄する
(出典:パナソニック公式・お手入れ方法)
お手入れをちゃんとやっているのか、やっていないかは庫内をのぞけば一発で分かります。
ちなみに、修理でうかがって「庫内がきれいだな」と感じる食洗機は、粉末の洗剤を使っていることが多い印象です。
我が家でも、粉末や固形の食洗機専用洗剤を使うようにしています。
予洗いは食べかすを落とす程度でOK
予洗いは、まず大きな食べかすを落とす程度で大丈夫です。
こびり付きがある時にだけスポンジ等を使って洗ってください。
せっかく食洗機を使っているので、できるだけ楽をしましょう。我が家での使い方は、食洗機の予洗いをどこまでしているかでも紹介しています。
よくある質問


Q. 食洗機が壊れやすいメーカーはありますか?
僕が修理でさわっている範囲では、パナソニックの食洗機が特に故障しやすいと感じたことはありません。
僕なら、メーカー名だけでなく、フィルターや庫内を掃除しやすいかも見て選びます。
Q. 食洗機は10年以上使えますか?
使えます。実際に10年を超えて動いている機械も見ます。
ただし、10年を超えても安全に使えるかは、機械の状態によります。不調があれば、部品の有無とあわせて点検・修理の相談をしてください。
Q. 食洗機だけ交換することはできますか?
できます。キッチンごと入れ替える必要はありません。
ビルトインは同じサイズであれば、本体だけの入れ替えが可能な場合が多いです。
Q. ビルトインの買い替えはどこに頼めばいいですか?
メーカーや購入した販売店、リフォーム業者が窓口になります。ネット通販でも、取り付け工事込みで買えます。
費用の内訳は依頼先で変わります。見積もりを取るときは、本体・工賃・既存機の処分費を分けて出してもらってください。
まとめ|買い替える前に、修理できるかを確認しよう
「長く使ったし、もう寿命かな」
調子が悪くなると、そう思うかもしれません。でも、故障したからといって、必ず買い替えになるわけではないんです。
僕が修理でうかがう食洗機も、部品交換で直ることはよくあります。
まずは、修理できるか、いくらかかるかを確認してみてください。
その修理代と買い替えにかかる金額を比べて、今の食洗機を直して使うか、新しくするかを考えましょう。










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