実はドラム式洗濯機の乾燥フィルターの奥にはたくさんホコリが詰まっています。

これって掃除できないの?



触ったら壊れないか不安、、、
こんな風に思っている方も多いと思います。
そこで今回はパナソニックドラム式洗濯機の100均グッズを使ったフィルター奥の掃除方法を解説します。
- 100均グッズの紹介
- フィルター奥の掃除方法
- 掃除のタイミング
- 自分で掃除ができるラインと修理が必要なライン
我が家もドラム式洗濯機を購入してもうすぐ10ヶ月。毎日稼働しています。
僕は家電修理の仕事をやっていてドラム式洗濯機に触れる機会もとても多いです。
修理する側と使用者、両方の立場に立って分かりやすく解説していきます。
ドラム式洗濯機を少しでも長く使うためのポイントです。
ぜひ最後までご覧ください。
*記事内で紹介する清掃方法は公式のものではありません。自己責任でお願いします。
100均グッズでできる掃除方法と注意点
ここでは実際に僕がダイソーで購入して使用したグッズを紹介します。
ダイソーならどこでも買えます。
おすすめ100均グッズ
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以下の2点を購入しました。
ピンセット
ピンセットは鷲口タイプ(先が細く曲がっているもの)になっているのがおすすめです。
熱交換器に垂直アプローチできてホコリをつかみやすいです。
ヒートポンプユニット内部の熱交換器に張り付いた、髪の毛やホコリをつまんで剥ぎ取ります。
ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは仕上げに熱交換器のホコリを取り除くのに使用します。
3種類のブラシが入っています。
- ステンレスブラシ→熱交換器フィンの掃除用
- 真鍮ブラシ→熱交換器フィンの掃除用
- ポリプロピレンブラシ→熱交換器下に溜まったゴミを取り除く



汚れの状態に合わせて使い分けます。
掃除手順


今回の清掃をやる機種は我が家で使用しているLX-127Dになります。
パナソニックのVX、LXシリーズであれば応用可能。
注意点
作業は必ず電源プラグを抜いて、乾燥運転後は十分に冷えてから行ってください。
以下の点にも注意が必要です。
- 洗濯機内部へのネジの脱落
- 熱交換器のフィンを潰さない
- 排水ホースのホコリつまり
- 熱交換器奥への水の侵入
道具を準備
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- ブラシ
- ピンセット
- 竹串
- ライト
- プラスドライバー
乾燥フィルター上部のネジを外す


外側の乾燥フィルターを外します。
上部矢印のネジ2本を外すと右側のように部品が外れます。
ネジを落とさないように注意!
手前の乾燥経路にネジを落とさないように注意してください。
ネジはステンレス製なので磁石にはくっつきません。
心配な場合は作業前に乾燥経路をタオルなどで塞ぎましょう。
落としたネジを取り出す方法は、分解するか排水と一緒に出てくるのを待つしかありません。
部品を外すと以下のように中身が見えます、、、





ヤバいですよね
購入してから10ヶ月でここまで汚れるんですね。
5人家族で1日2回は確実に回しているので、ざっくり計算で累計600回。
ホコリ、髪の毛、砂などが集まって熱交換器にベットリと張り付いています。
ピンセットで掃除
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ヒートポンプユニット内部の熱交換器は アルミ製でとても繊細で、簡単にフィン曲がります。
いきなりブラシで擦ったりするのではなく、ピンセットでホコリのかたまりを摘むようにして剥ぎ取ります。
髪とホコリが絡み合っているのでこれだけでもかなり取れます。
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「見えているホコリだけを優しく取る」これが基本です。
- 熱交換器のフィンを潰さないように注意
- ピンセットは熱交換器の目に沿って動かす
ブラシで掃除


残りのホコリをブラシで取っていきます。
仕上げの軽い掃除として使います。
ホコリをフィンの奥に押し込んでしまうので強い力はNGです。
- ブラシは汚れの状態によって使い分ける
- 表面を軽くなでる程度
- 熱交換器のフィンの目に沿って
3本それぞれ材質が違うので汚れの強さに合わせて使ってください。
柔らかい→硬い順序で使うのがおすすめです。


部分的に気になるホコリやゴミは先の尖ったものを使うとと取りやすいです。
センサー部も確認


センサーにもホコリが付着していたら乾いた布やタオルでやさしく拭き取ります。
このセンサーが汚れていると衣類の乾燥具合がうまく検知できません。



センサーが汚れていると乾燥時間が長くなったり、半乾きになったりするよ。
復元


仕上げにホコリやゴミを取って復元します。
ホコリ詰まりに注意!
ヒートポンプユニットには排水経路があります。詰まりの原因になるので大きめのゴミはできるだけきれいにとりましょう。


100均グッズを使った清掃だけでここまできれいにできます。
ヒートポンプユニット目詰まりのサイン


日常使いでこんな風に感じるときがあったら乾燥フィルター奥の目詰まりのサインかもしれません。
- ・乾燥時間が長くなってきた



今まで2時間で終わっていたのに、 最近は3時間〜4時間かかるようになった。
これは熱交換器にホコリがたまり、空気の循環が悪くなっている可能性があります。
一度乾燥フィルターの奥をのぞいてみましょう
- ・服が半乾き状態



乾燥が終わっているのに服を取り出してみると湿った状態になっている。
- 風量低下
- センサー誤検知
- 窓パッキンへのホコリ溜ま
センサーに汚れが付着していると温度が読み取れないのでご検知が発生する時があります。
汚れを落としてあげるだけでも改善できる場合もあるので是非やってみてください。
窓パッキン部の水はけが悪くなると乾いた衣類が水分を吸ってしまうので注意!
- ・フィルター奥のホコリが気になる



乾燥フィルターを外したときに、「奥にホコリの塊が見える」「髪の毛が張り付いている」
この状態は、すでに目詰まりが始まっている可能性があります。
早い段階で掃除をしてあげるときれいな状態を長く保ち続けれます。
こんな時は掃除がおすすめ
ヒートポンプユニットの目詰まりが疑われても、すぐに修理が必要とは限りません。
次のようなケースであれば、まずは自分で掃除を試してみるのも一つの方法です。
異常は無いけど汚れが気になる
- 乾燥時間は大きく変わっていない
- エラー表示もない
- ただ奥のホコリが気になる
このような軽度な状態であれば、100均グッズを使った掃除で改善できます。
見えているホコリを取り除くだけでも、乾燥機能の低下を予防できます。
費用を抑えたい
ヒートポンプユニットの修理には4〜5万円近くかかります。
メーカー保証や販売店の延長保証が切れている場合は、すべて手出ししないといけません。
少しでも費用を抑えたいのであれば、まずは自分で掃除を試してみるのも1つの方法です。
購入して3年以内


購入して3年以内であればパナソニックの「ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービス」を利用できます。
メーカーの清掃プラスアフターサービスも付いてくるのでおすすめです。
- ヒートポンプ内部の分解清掃
- クリーニング後2年間のアフターサービス(ヒートポンプユニットの不具合に限る)
詳しくは以下の記事でも解説しています。
【2026年】パナソニック洗濯機のヒートポンプユニット交換費用と長持ちさせるための方法
修理を依頼した方がいいケース


乾燥フィルター奥の掃除で改善するのは、あくまで軽度な目詰まりです。
次のような症状がある場合は掃除では回復が難しい可能性が高く、修理も検討しておきましょう。
重度な症状
衣類の乾きが不十分、乾燥時間がかなり長いなどの症状は掃除だけでは回復の見込みが少ないため修理の必要性が高いです。
- 衣類がほとんど乾かない
- 異音がする
- エラー表示が出る
このような症状は、ヒートポンプ内部不良の可能性があります。
掃除では改善場合はヒートポンプユニット交換になるケースがほとんどです。
保証が残っている
メーカー保証や販売店の保証が残っている場合は優先的に保証を使いましょう。
自己分解や過度な掃除によって、保証対象外になる可能性もあります。
特に購入から間もない場合は、無理せずメーカー保証に頼るのがいいでしょう。
まとめ
今回紹介したヒートポンプユニットの清掃は、乾燥機能の低下を予防するための1つの方法です。
軽度なホコリ詰まりであれば100均グッズでも十分に対応できます。
ドラム式洗濯機はとても高価な買い物です。少しでも長く使うために日頃のお手入れは心がけましょう。
自分にもできそうだなと思ったら是非やってみてください。









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