ドラム式洗濯機を検討していると必ず出てくるのが

ヒートポンプ式とヒーター式結局どっちがいいの?



何を基準に選べばいいのかわからない
そんな疑問を解消できる記事になっています。
- ヒートポンプ式とヒーター式の違い
- あなたの使い方に向いている乾燥方式はどちらか
- 結局どっちがいい?
僕自身、仕事で多くのドラム式洗濯機を見てきました。
自宅でもパナソニックのヒートポンプ式ドラム式洗濯機を使用しています。
実際に使ってみて感じたメリット・デメリットも正直にお伝えしますので、購入前の判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。
実際に使ってみたレビューは【NA-LX127D】Panasonicドラム式洗濯機を選んだ理由&使ってみた感想で紹介しています。
ヒートポンプ式とヒーター式の違い


ヒートポンプ式とヒーター式を選ぶうえで最も大きな違いが「乾燥方式」です。
乾かし方の仕組みそのものが違うため電気代や衣類の仕上り、価格などあらゆる点に差が出てきます。
まずはそれぞれの特徴について解説します。
乾燥方式


ヒートポンプ式はエアコンや除湿機と同じ仕組みで、空気中の水分を取りながら乾燥させる仕組みです。
低温の温風を使って乾燥させるのが特徴です。衣類へのダメージが少なく、電気代も抑えられるメリットがあります。


一方、ヒーター式はドライヤーのようにヒーターで熱を発生させ、高温の風を直接当てて衣類を一気に乾かします。
衣類が縮んだりシワになりやすい傾向があります。
最近のヒーター式には「低温乾燥」に対応した機種も登場しているので仕上りが良くなっています。
価格
一般的に価格はヒートポンプ式の方が構造が複雑で部品点数も多くなるので高くなる傾向にあります。
反対に、ヒーター式はシンプルな構造のため、比較的価格が抑えられています。
大体の価格帯は以下の通りです。
- ヒートポンプ式 約25万〜35万
- ヒーター式 約15〜20万



いずれにせよ縦型洗濯機よりも高いですね。
僕は2025年にパナソニックのNA-LX127Dを26万円で購入しました。
パナソニックは値段が下がりにくく、もともとは30万円以上する機種なのでかなり値下がりした価格で購入できたと思います。
発売直後ではなくしばらく様子をみたり、型落ちを狙うことで安く購入できます。
- 価格.comで価格変動をチェック
- 決算期やセール時期を狙う
- 一つ前の型番(型落ちモデル)を選ぶ
といった工夫で、定価よりも安く購入できる可能性があります。
価格面で迷っている方は、こうしたタイミングを見計らうこともおすすめです。
本体サイズ
ヒートポンプ式は内部の部品サイズが大きいため、本体サイズも大きくなります。
そのため、購入前には設置場所や搬入経路をよく確認しておくことが大切です。
対してヒーター式は構造がシンプルで本体をコンパクトなサイズにできるため、設置スペースが限られている住宅でも置きやすいというメリットがあります。
特にマンションや洗面所が狭い家庭では、本体サイズの確認は必須です。
- 設置予定の場所の幅・奥行・高さの採寸
- 搬入経路(玄関・廊下・ドアの幅など)
ヒートポンプ式とヒーター式のメリット・デメリット
購入後に「思っていたのと違った」とならないために、メリットだけでなくデメリットもしっかり確認しておきましょう。
ヒートポンプ式のメリット
省エネ
ヒートポンプ式は、空気中の熱を利用して乾燥させる仕組みのため、熱を直接発生させるヒーター式に比べて消費電力が少なく、省エネです。
また、少ない水・少ない電力で洗濯から乾燥まで行えるのも大きな特徴です。
衣類にやさしい
ヒートポンプ式は、約65℃前後の温風と風を使ってじっくり乾かします。
高温になりにくいため、衣類が傷みにくく、縮みを抑えやすいのがメリットです。
お気に入りの服や子ども服を安心して乾燥させたい方には向いています。
乾燥途中でもドアの開閉ができる
低温で乾燥するヒートポンプ式は、乾燥途中でもドアをすぐに開けられる機種が多いのも特徴です。
ヒートポンプ式のデメリット


お手入れが多い


ヒートポンプ式は乾燥フィルターのお手入れがとても重要です。
フィルターが汚れると乾燥効率が落ちるだけでなくヒートポンプユニットの寿命にも直接影響します。
そのため、乾燥機能を使用したあとは毎回フィルター清掃が必須です。
詳しくは【2026年】パナソニック洗濯機のヒートポンプユニット交換費用と長持ちさせるための方法で解説しています。
その他にも
- 排水フィルター:乾燥時に発生したホコリやゴミが溜まるので最低でも週に1,2回は清掃する。
- 窓パッキン:ホコリや糸くずが溜まりやすいため2,3回に1回程度の清掃をしておくと安心です。
故障するリスクが高い
ヒートポンプ式は部品点数が多く構造が複雑なためヒーター式に比べると故障のリスクが高くなります。
特にヒートポンプユニット内部にホコリが蓄積すると乾燥できなくなる故障が起きやすいのが特徴です。
ただしヒーター式が壊れない訳ではありません。



修理の現場でもヒートポンプ式の修理の方が多いよ
価格が高い
ヒートポンプ式はヒーター式に比べて価格が10万ほど高くなる傾向があります。
最近では10万台で購入できるヒートポンプ式の機種も発売されているので、価格差は少しずつ縮まってきています。
ヒーター式のメリット
本体価格が安い
ヒーター式は構造がシンプルなため、コストをおさえられます。
10万円台で購入できるのも大きなメリットです。
ドラム式洗濯機を導入したいけれど、できるだけ初期費用をおさえたいという人には選びやすい乾燥方式です。
コンパクトなサイズ
ヒートポンプユニットを内蔵していないためコンパクトなサイズになっています。
設置スペースが限られている場所でも設置がしやすいです。
ヒーター式のデメリット
電気代がかかる
ヒートポンプ式と比べて2倍以上の消費電力を使用します。
また、乾燥時に水を使う機種もあるため水道代も余計にかかる点には注意が必要です。
衣類が傷みやすい
ヒーター式は高温の温風で乾燥させるため、衣類が縮んだりシワができやすいデメリットがあります。
ただし最近では低温乾燥に対応したヒーター式も発売されているので、以前にくらべて仕上がりはかなり改善されているようです。
室内が熱くなりやすい
乾燥後の熱を洗濯機の外に排出するタイプは室内温度が上がりやすいため、窓を開けるなどの対策が必要になります。


ランニングコストの違い
ここではヒートポンプ式とヒーター式の気になるランニングコストについて解説します。
電気代
電気代はヒートポンプ式の方がヒーター式よりも安く、目安としては約半分の電気代で収まります。
1回の洗濯〜乾燥あたりの電気代の目安
- ヒートポンプ式 約25円
- ヒーター式 約50円
*使用機種や条件によって前後します。
パナソニック公式サイトで電気代と水道代のシミュレーションができます。
電気代・水道代シミュレーション(パナソニック公式)


本体価格はヒーター式の方が安い傾向ですが、長期間使用すると価格差は埋まります。
修理代
修理費用はヒートポンプ式の方が高くなる可能性があります。
理由はヒーター式に比べて構造が複雑で部品点数が多いためです。
特にヒートポンプユニットは乾燥トラブルの原因になりやすく、修理費用も高額になりがちです。
ヒートポンプの故障については【2026年】パナソニック洗濯機のヒートポンプユニット交換費用と長持ちさせるための方法で詳しく解説しています。
対策としては
といった準備をしておくと安心です。
ヒートポンプ式とヒーター式、乾燥時間が短いのはどっち?
今ドラム式洗濯機を乾燥の速さで選ぶならヒートポンプ式を選ぶのがおすすめです。
一般的にはヒーター式の方が乾燥時間は短いと言われてきましたが、最近はヒートポンプ式の方が早く乾燥できるようになってきています。
乾燥時間は
- 機種
- グレード
- 洗濯容量
- 乾燥方式
によって大きく変わるので購入する時は、カタログや公式サイトの仕様を見て乾燥時間をしっかりと比較してみましょう。
ヒートポンプ式とヒーター式どっちを選べばいい?
乾燥機能をどれくらい使うかと何を優先するかで決まります。
感情面だけで選ぶのではなく、家庭の使い方に合わせて選ぶことが後悔しないポイントです。
ヒートポンプ式がおすすめな人
ヒートポンプ式は低温の風でやさしく乾燥させる仕組みのため、電気代が安く、衣類へのダメージも少ないのが大きな特徴です。
とくに子育て家庭のように洗濯回数が多く、ほぼ毎日乾燥まで使うご家庭ではそのメリットを最大限に感じられます。
「毎日使うからこそ、あとから効いてくる差」がヒートポンプ式の強みです。
4、5人家族
ランニングコストをおさえたい
乾燥時間重視
仕上りが気になる
ヒーター式がおすすめな人
ヒーター式は構造がシンプルな分、本体価格が安く、サイズもコンパクトに作れるのが特徴です。
そのため設置場所に余裕がないお家や、「基本は洗濯だけ、乾燥は補助的に使えればいい」という使い方には十分適しています。
乾燥機能を毎日使わないのであれば、ヒーター式でも不満を感じることは少ないはずです。
単身、少人数で使う
導入コストをおさえたい
故障が気になる
設置場所、搬入経路が狭い
ドラム式洗濯機は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、ご家庭の使い方に合った乾燥方式を選ぶことが、後悔しないポイントです。
口コミ
ヒーター式
- 衣類へのダメージはどうか?
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ヒーター式とヒートポンプ式の衣類ダメージや縮みですが、ヒーター式は低温式であればほとんど 変わらないです。
- ヒーター式の乾燥時の室温は?
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ヒーター式全般に言えますが乾燥時は室内の湿度が大変な事になるので換気扇もしくは換気できる窓が近くにないお家にはあまりオススメしません。
▶ 補足
最近のヒーター式は低温乾燥に対応している機種もあり、以前ほど衣類ダメージは大きくありません。
ただし、排熱と湿気の影響は受けやすいのが特徴です。
ヒートポンプ式
- サイズ感は?
-
賃貸で使用していますが、洗濯機の扉と洗面台がギリギリだったので、検討中の方は注意が必要だなと思いました。
- 購入前に注意する点は?
-
注意点として、想像以上に大きいので、買う際は設置場所のサイズはもちろん、搬送経路の幅なども確認しておいたほうが良いです。
- 実際使ってみて
-
高いので期待度が高かったが、思っていたのと違った。
▶ 補足
ヒートポンプ式は本体サイズが大きくなりやすく、設置後に「思ったより圧迫感がある」と感じるケースもあります。
また、乾燥容量は洗濯容量より少なく設定されているため注意が必要です。
後悔しないために
そもそものドラム式洗濯機を買う理由を再確認する。
- 洗濯物を干すのが本当にいや
- 少しでも時間が欲しい
- 家事を減らしたい
この思いが強いほどドラム式洗濯機を使った時の喜びも大きくなります。
ただ単に
「見た目が良い」
「みんなが使っているから」
など何となくで買うと気持ちよりもデメリットが強くなって後悔してしまいます。
「こんなことなら買わなければよかった」
そうならないためにも、もう一度よく考えてみてください。
まとめ
僕はヒートポンプ式のドラム式洗濯機を使っていますが、とても満足しています。
仕上りも良く今のところ何の不安もありません。
今ヒートポンプ式かヒーター式で迷っている方は、メリット・デメリットをしっかりと理解して購入することをおすすめします。
正しい選択をすればドラム式洗濯機は最高の時短家電になるはずです。









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