
結局、縦型洗濯機とドラム式洗濯機ってどっちがいいの?
洗濯機の買い替えを検討しているけど縦型とドラム式どっちにするか悩んでいませんか?
- ドラム式にしたいけど高い
- ドラム式と縦型は何が違うのか
- 私にあった洗濯機はどれ? など
洗濯機は決して安い買い物ではありません。一度買ってしまうと5〜10年間は使用します。
この記事は縦型洗濯機とドラム式洗濯機の見るべきポイントについてまとめています。



この記事では縦型洗濯機とドラム洗濯機の特徴をまとめています。
きっと参考になるはずです。
私の仕事は家電の修理業です。
日々の業務で感じている洗濯機に関する正直な感想や利用者からの声も書きました。
洗濯機は日常生活には欠かせないものです。
毎日家事や仕事で忙しくて時間が無い、そんな悩みも洗濯機を上手くつかうことで軽減できます。
洗濯機選びで失敗しないために是非最後まで御覧ください。
縦型とドラム式の特徴


縦型洗濯機
・コンパクトなサイズ
・洗浄力が高い
・シンプルな構造



縦型は洗浄力が高くコンパクトで低価格なものが多いです。
ドラム式洗濯機
・洗濯から乾燥まで自動
・節約
・高機能



ドラム式は時短や節約ができ高機能、高価格です。
縦型とドラム式のメリット・デメリット
縦型洗濯機のメリット・デメリット
・汚れが落ちやすい
たくさんの水でこすり洗いをするため汚れが落ちやすい。
・コンパクト
構造がシンプルなのでコンパクトなサイズにできる。
小容量〜大容量のものまで種類が豊富。
・ランニングコスト
水をたくさん使うのでドラム式よりもコストがかかる。
・衣類が傷みやすい
縦型洗濯機はこすり洗いで汚れは落ちやすいですが衣類が傷みやすいです。
ドラム式洗濯機
・時短できる
洗濯〜乾燥まで自動のため洗濯物を干す時間がいらない
・節約
少ない水で洗濯できるので節水ができ、消費電力も抑えられている。
・洗浄力
少ない水で洗濯するため縦型よりも汚れ落ちが劣る。
しかし、最近の機種は対策が進んでおり洗浄力が高くなっています。
・高価格
高機能なため価格が高い
・故障リスク
稼働時間が長く構造が複雑なため縦型洗濯機よりも故障が多い
縦型とドラム式どっちを買うべきか
縦型とドラム式のどっちを選ぶかは生活スタイルで決めるのが基本です。
同じ洗濯機ですが価格や特徴が違うので間違った選び方をすると後悔します。
スペースに収まらなかった、乾燥機能は使わない、オーバースペックなど生活スタイルに合っていないものを購入することになります。
事前に調べてきちんと選ぶようにしましょう。
縦型がおすすめな人
・特にこだわりが無い、何でも良い
・汚れ落ち重視
・価格を抑えたい
・シンプルなものが良い
・設置スペースが狭い
ドラム式がおすすめな人
・洗濯が苦手
・時間が欲しい
・節水、節電したい
縦型とドラム式人気なのは
縦型とドラム式では縦型洗濯機の方が人気があります。
価格や容量、設置スペースから縦型洗濯機を選ぶ人が多いようです。
主に単身世帯や若年層に人気です。



どのお家も多いのはやっぱり縦型ですね。
洗濯機を選ぶポイント
洗濯機を選ぶ時にはポイントを抑える必要があります。
洗濯機にはたくさんの種類がありそれぞれに違いがあります。
失敗しないために縦型、ドラム式それぞれ選ぶときのポイントを紹介します。
設置スペース
参考までに以必要な設置スペースをまとめました。
これ以上あれば国内メーカーの洗濯機は設置できるようにまとめていますが、購入するときは必ず確認してから購入してください。
・防水パンのサイズ
奥行き(内寸)540mm以上
幅(内寸) 590mm以上
壁から 596mm以上
国内メーカーであれば上記のサイズ以上あれば設置が可能です。


・蛇口までの高さ
1200〜1370mm以上あれば設置可能(国内メーカー)です。
蛇口の位置がこれよりも低い場合には壁ピタ水栓などで延長する必要があります。


・扉を開くスペース
洗濯機前のスペースが1030〜1269mm以上あれば設置可能(国内メーカー)です。
縦型は上方に20〜50cm以上のスペース


・上方のスペース
ドラム式洗濯機・・・上方のスペースが20〜30cm以上


搬入経路の確認
・搬入経路は購入前に必ず確認してください。
乾燥方式
乾燥方式には種類があります。
乾燥の仕方によって仕上がり具合や、ランニングコストが変わるので乾燥機能付きを選ぶ時には注意しましょう。
主にヒーター式かヒートポンプ式に分かれます。
ヒーター式
・カラッとした仕上がり
・消費電力が多く電気代が高くなりやすい
・高温乾燥のため衣類が縮んだり傷んだりしやすい
ヒートポンプ式
・60℃の低温のため衣類へのダメージが少ない
・ヒーター式の半分ほどの電気代で省エネ
・本体サイズが大きくなる
容量
家族の人数に応じて選びましょう。一般的に大人1人あたり1日の洗濯物は1.5kgと考えられています。
余裕を持った容量を選ぶのがおすすめです。
無駄な機能は付けない
各メーカー独自の機能や性能を付けた商品がありますがオーバースペックにならないように注意しましょう。
せっかく高機能なものを購入しても結局使わなかったり、故障のリスクが上がります。
自分の生活に必要な機能や性能を選びましょう。
縦型とドラム式ランニングコストが安いのは
縦型とドラム式でランニングコストが安いのはドラム式洗濯機です。
縦型にくらべ使用する水の量が少なく、電気代も安く抑えられます。
長期でみるとランニングコストに大幅な違いがでるため結果的にドラム式の方が家計にやさしいと言えます。
目の前の金額だけ見るのではなくトータルで考えることが大事です。
12kgモデルの場合
ドラム式は約83リットル、縦型は約150リットルの水を使用。1回の洗濯での水道代は、ドラム式が約22円、縦型が約40円と倍ほどの差がでます。
電気代についてもドラム式は約68Wh、縦型は約98Whの消費電力量となり、電気代はドラム式が約2.2円、縦型が約3.1円です。
年間にすると
水道代(年間) | 電気代(年間) | |
縦型洗濯機 | 14600円 | 1132円 |
ドラム洗濯機 | 8030円 | 803円 |
縦型とドラム式で壊れやすいのは?
結論、ドラム式です。
ドラム式は構造が複雑で稼働時間が長いため縦型洗濯機よりも故障が多くなる傾向にあります。
当たり前の話ですが洗濯から乾燥までやると洗濯機が回っている時間が長くなるからです。
なのでドラム洗濯機でも乾燥を使わなければ故障が発生するリスクは縦型洗濯機と変わりません。
ドラム式で多い故障
・乾燥時間が長くなる
・水漏れ
・洗剤の自動投入ができなくなる など
故障のリスクを下げるためにこまめなお手入れや、最低限必要な機能、性能だけを選ぶことをおすすめします。
故障が気になる方は延長保証に加入する、積立をしておくなどの対策をしておきましょう。



実際の現場でも故障が多いのはドラム式洗濯機です。
最近Panasonicではドラム洗濯機のヒートポンプ清掃サービスが始まりました。
この清掃を実施するとヒートポンプに関する故障が2年間延長されます。
全機種では無いので注意してください。
対応機種:NA-LXシリーズ
購入または設置後、経過3年以内のドラム洗濯機が対象
価格:15000円(税込16500円)
元々ヒートポンプには3年保証が付いているので3年目で清掃を実施するとトータル5年の保証を受けることができます。



ドラム式は好き嫌いがハッキリしています。高評価の人はドラム洗濯機のメリットが十分に活かせていますね。
まとめ
洗濯機を選ぶ時には生活パターンにあったものを選びましょう。
なんとなくで選んで買ってしまうと後から後悔してしまいます。
高い買い物だったのに故障が多い・・
汚れ落ちが悪い・・・
思ってた以上に大きかった・・・
など後悔する未来ではなく、買って良かったと思える未来にするためきちんと比較しましょう。
価値ある家電は必ずあなたの生活を豊かにしてくれます。
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